こんにちは! mapamo(マパモ)です。
暗算が人より遅いと感じたことはありませんか?
お子さんをお持ちの親御さんも、周りと比べてこんな風に感じたこと無いでしょうか?
- うちの子、暗算遅いかも!
- 私も得意では無いし… どうしてあげれば良いか分からない…
この記事では、暗算が遅い原因とその克服法、暗算が得意になる学習法をご紹介いたします。
暗算とは?どんな技術で、なぜ重要なの?
暗算とは、ペンや紙、計算機を使わずに頭の中だけで計算を行うことを指します。
この技術は、日常生活における即時の計算が求められる場面で非常に役立ちます。
例えば、買い物中に合計金額を素早く計算する場合や、飲食店での割り勘をスムーズに行うときなどが挙げられます。
また、暗算は脳のトレーニングにもなり、計算能力だけでなく、記憶力や集中力の向上にも寄与します。
暗算の基本技術
暗算を上手に行うためには、いくつかの基本技術を身につけることが重要です。
例えば、25 × 4 の計算を、25 を 20 と 5 に分けて、それぞれに 4 を掛け合わせることで、より簡単に暗算できるようになります。
また、近似値を使うことで、複雑な計算の精度を簡略化しつつ短時間で答えに近づける技術も有用です。
このように数の分解や結合などの計算方法の工夫により、暗算の効率と正確さを向上させることができます。
暗算が重要な理由
暗算が重要視される理由の一つは、即応性のある計算能力が現代社会で求められるからです。
デジタルデバイスが普及しているとはいえ、迅速な判断が必要な状況は多分にあります。そうしたときに暗算能力があると、即座に適切な判断を下しやすくなります。
加えて、暗算は脳の活動を活性化し、長期にわたる脳の健康を維持するのにも貢献します。
記憶力や集中力の改善が期待でき、認知機能の低下を抑える一助にもなり得るのです。
暗算が苦手な理由と暗算が遅い原因
暗算が苦手な人の5つの共通点
暗算が苦手な人は、以下のような共通点がみれることが多いです。
- 集中力が分散しやすい
- 数字に対する空間認識力が低い
- 計算テクニック不足
- 苦手意識が強い
- 暗算する機会を自ら減らしている
集中力が分散しやすく、空間認識力が低い場合、暗算に挑戦してもミスをしやすい結果となります。
答えを導くための計算のステップが何段階かある場合、最初のステップで導き出した値をを記憶し続けるとことができなくなるからです。その結果、計算に対する自信を失い、ネガティブな印象だけが蓄積されていきます。
また、暗算が遅くなる原因の1つとして、「計算方法を1通りしか知らない」といった計算テクニックの知識不足というのもあります。これは計算に1度でも向き合わない限り、なかなか身につかないものです。
このような状況を幼い頃から放置していると、「暗算=苦手」「暗算=避けたい」という心理が働くのは当然で、自ら暗算する機会から遠ざかるようになります。
その結果、いつまで経っても暗算力は向上せず、苦手意識だけが高まっていく悪循環に陥ってしまいます。
これが「暗算が苦手な人」のよくある共通点です。
しかし安心してください。暗算が苦手な人の多くは、「これまで計算に向き合ってこなかっただけ」です。
今からでも、オンラインそろばん教室 や 暗算アプリ や オンライン家庭教師 などを活用し、適切なサポートや指導を受けることで大きく向上する可能性は大いにあります。
その他、よくある暗算が苦手になる原因をご紹介します。
【原因①】集中力・空間認識力の不足
暗算が苦手な人の中には、数字を視覚的にイメージしにくい人がいます。数字の羅列を文字情報としては認識できるものの、それを頭の中で操作することが苦手です。
また、計算手順を一度にいくつも記憶しておくのが難しいと感じる人も多いです。数字に触れる機会が少なかったり、子どもの頃から計算に苦手意識を持っていることが影響している場合もあります。
これらの特徴は、図や具体的な物を使って視覚化するトレーニングによって改善できます。
【原因②】計算テクニックの知識不足
暗算が苦手な人の多くは、「計算テクニックの知識不足」が原因となっていることがあります。
多くの人は暗算が自然にできるものと思いがちですが、実は頭の中で計算するためにはいくつかのコツが存在し、計算のスピードや正確さを向上させるためには、これらのテクニックを学ぶことが重要です。
例えば、繰り上がりや繰り下がりを瞬時に行うテクニック、数字を分解して頭の中で再構成する方法などが挙げられます。
足し算や引き算では、特に10に近い数を扱うときに、数を丸めてから計算し、後で調整する方法が効果的です。
簡単な例をご紹介すると、「29+37」では、まず「30+40」として計算し、後から「-1」と「-3」を調整して「66」と求める方法です。
こうした基本技を繰り返し練習することで、脳の計算力を鍛えることができます。
【原因③】苦手意識による暗算機会の減少
暗算が「難しい」=「苦手」と感じる瞬間は、日常に溢れています。
友人との食事代の割り勘、スーパーマーケットやショッピングでの割引計算、仕事の会議でデータを元に計算を求められたときなど、頭の中で数を追いかけることに一苦労し、ストレスを感じることもあるでしょう。
そもそも計算が遅く間違いやすい人は、自分の計算結果に自信が持てず、暗算することを避けて電卓に頼ってしまいがちです。
しかし、そのままでは「暗算する機会」を自ら奪ってしまい、暗算能力の低下がますます進行してしまう悪循環です。
この悪循環から抜け出すためには、自らの意識改革が必要です。簡単な計算からで良いので、自ら暗算の機会を作っていきましょう。継続すること、積み重ねが大切です。
例えば、そろばんを応用した暗算アプリ「そろタッチ」
【原因④】完璧主義者
暗算に苦手意識を持つ性格的な要因には、完璧主義や過度な緊張感が挙げられます。
このような人は間違えることへの恐怖が強く、それが暗算時のパフォーマンスを下げる原因となることがあります。
対処法としては、まず小さな成功体験を積み重ねることが大切です。例えば、簡単な計算から始めて徐々に難易度を上げていくトレーニングが有効です。
間違えを恐れずに試行錯誤することが、自信を持って暗算に臨む助けとなります。
【原因⑤】不健全な生活習慣
日常の生活習慣によって、暗算力の低下は大きく影響されます。
例えば、寝不足や不規則な食生活は脳のパフォーマンスを明らかに低下させます。
これは「暗算力」に限ったことではありません。
自分の能力を最大限に発揮するためにも日々の生活習慣の見直しを意識していきましょう。
脳科学的にみた「暗算が遅くなる」原因
脳科学によれば、暗算が遅くなる理由にはいくつかの要因が絡んでいます。
- 年齢とともに脳の処理速度が遅くなる
- 日常的に暗算を行わないことで、脳の計算に関わる領域が活発に働かなくなる
- ストレスや疲労が脳の働きを鈍らせ、計算力に影響を与える
脳科学的にみても、これまでご紹介した内容が「暗算が遅くなる原因」であることが分かります。
効果的な暗算スキルの磨き方
苦手な暗算を克服するトレーニングを実践するには、強制的に「環境を変える」ことが効果的です。
日常生活で暗算を意識的にトレーニングするよりも、「そろばん教室」「暗算特化型アプリ」「通信講座」「家庭教師」の手を借りて、短期間でも本格的な指導やサポートしてもらうことで飛躍的に暗算力を向上させることができます。
年代別、暗算力の磨き方
幼児〜学生
- オンラインそろばん教室
- オンライン家庭教師
- 暗算特化型のゲーム感覚のアプリ教材
幼児〜学生さんは、良いか悪いかよく分からない「近所のそろばん教室」に通うよりも、どこに住んでいても評判の良い専門のそろばん講師に教えてもらえる「オンラインそろばん教室」がおすすめです。
完全に自分のペースでじっくり教わりたい場合は、オンラインの家庭教師を利用して暗算スキルを身につける方法もあります。
また、習い事が多く「スキマ時間」に独学で学びたいという方には、飽きない工夫が盛りだくさんのゲーム性の高いタブレットアプリ教材がおすすめです。
大人
- 動画配信型のそろばん通信講座
- 暗算特化型のゲーム感覚のアプリ教材
まとまった時間を定期的に取れない大人は「効率的な独学」で暗算スキルを習得しましょう。
そろばん十段の達人に質問できる動画配信型のそろばん通信講座やゲームで楽しく学べる暗算特化型のタブレットアプリ教材がおすすめです。
暗算学習アプリ「そろタッチ」
そろタッチは、そろばんの仕組みを応用した新しい暗算学習アプリ(特許技術)です。
小学校では「筆算式暗算」を習いますが、そろタッチは珠を頭の中で浮かべて計算する「イメージ暗算(そろばん式暗算)」を短期間で効率的に習得します。
ゲーム性が高く、子供が自分から進んで取り組んでくれるほど楽しく学べると評判の良いアプリ教材です。
そろタッチの公式サイトはこちらオンラインそろばん教室
暗算が苦手な原因の1つとして、答えを導くための計算のステップが多いと最初に持っていた情報が抜け落ちてしまったり、計算に意識を集中し続けることが難しいというものがあります。
そろばんを学ぶことで「集中力」や「忍耐力」だけでなく、実際にそろばんをはじかなくても頭の中でそろばんをイメージして暗算できる「空間認識力」を養うことができます。
そろばん教室では、「そろばん」と「暗算」を並行して学び、大量の問題をこなすため、「計算する機会を増やす」という意味でも効果的です。
従来の教室に通うタイプのそろばん教室よりも、オンラインそろばん教室を推奨する理由は、おすすめのオンラインそろばん教室の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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無料体験だけでも受ける価値あり
動画配信型そろばん通信講座「おおぞらパス」
「おおぞらパス」は、そろばん十段など、過去に日本一を獲得した講師が在籍する 佳日(かじつ)そろばん教室監修のオンラインで学べる、そろばん通信教育システムです。
配信動画を見ながら自分で教材を進める通信教育のスタイルを採用しており、ビデオ通話でリアルタイムのオンライン授業を受けるものではありません。
決まった授業時間に縛られず、自宅で完全に自分のペースで「そろばん十段の指導」を受けられることができるのが大きなメリットです。
また、検定合格を目的としたそろばん教室が多い中、「おおぞらパス」では「実生活と結びつけた進級課題」があります。単なる数字の計算だけでなく、私生活で活かせる本質的な学習にも力を入れ、「使える計算スキル」が身につく教材です。、
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そろばん十段の指導を受けられるチャンス
オンライン家庭教師「マナリンク」
小学生の暗算の苦手克服にはオンライン家庭教師を利用するご家庭も多いです。
例えば、オンライン家庭教師サービス「マナリンク」
実際に暗算が苦手なお子さんの親御さんからお問い合わせも多く、まずはざっくりとした悩み相談から適切な講師選びまでサポートしてくれるところも人気です。
マナリンク「小学生の算数対策」はこちら教材を使わない暗算トレーニング法
数字を素早く処理する能力、つまり暗算力は日常生活はもちろん、ビジネスシーンにおいても大変重宝します。
手元に電卓がない状況でも、ピンチを救う即戦力となるため、このトレーニングを通して脳の計算機能を日常生活の中で強化しましょう。
足し算・引き算の速度向上
暗算の基本となるのは、やはり足し算と引き算です。
計算は複雑な数式に見えても、最終的にはこれらの基本演算に分解されることが多いのです。
速度を上げるためには、日々の数値を使ったシンプルなトレーニングが効果的。
例えば、スーパーマーケットでの買い物中に、カートに入れた商品の合計金額を頭で計算してみるといった日常的な練習がおすすめです。
また、暗算筋を鍛えるためには、数値の丸めを活用し、計算しやすい単位に変換する技術も重要になってきます。
これらの方法を繰り返すことで、徐々に計算のスピードと正確さが向上し、暗算力がアップします。
九九の暗記は暗算力アップの土台
九九は暗算の要、計算の早道です。
いちいち指で数えたり、頭で一から計算するのではなく、九九を完璧に暗記しておくことで、掛け算・割り算を行う際の計算速度が格段に向上します。
子どもの頃に習ったこの基礎知識は、大人になっても暗算力を高めるうえで非常に役立ちます。
例えば、複数桁の掛け算をする場合でも、九九を基に小さな単位に分けて計算し、それらの結果を足し合わせることで正確に答えを導き出すことが可能です。
効率的なトレーニングとしては、日々の生活の中で繰り返し声に出して九九を唱える習慣をつけることが推奨されます。
分数と小数の扱い
暗算が難しくなるポイントの一つが分数と小数の計算です。これらの数値の暗算は、整数を扱う時とは異なる注意が必要とされます。
暗算テクニックの一つは、分数を小数に変換するか、逆に小数を分数表記にする技術です。これにより、計算の複雑さを減少させ、効率よく結果を導き出せます。
また、同じ位取りで計算する練習を行うことも役立ちます。
例として、0.25を1/4として捉え、4で除する割り算を行う減数に変えることが可能です。
これらのコツをマスターするためには、実用的な計算を日々の中で意識的にこなすことがコツとなります。
スマホアプリでゲーム感覚でスキルアップ
専門的なトレーニングが苦手な方でも楽しみながら暗算力を高めるには、計算練習アプリがおすすめです。
ゲーム感覚で遊べるアプリは子どもから大人まで幅広く対応しており、暗算のスキルアップが楽しくできます。
タイミングやスピードを競ったり、レベル別に挑戦できたりと、モチベーションを維持しながら継続的に練習を行うことができるのが特徴です。
気軽に始めることができるため、日常生活と両立させながら着実に暗算力を強化していくことが可能です。
目標を持って苦手な暗算を克服する
暗算スキルの学習を始めた頃はモチベーションを高く保てても、どうしても継続していくにつれてモチベーションが低下します。多くの人間はそういうものですから仕方ありません。
そこで、暗算試験の受験をおすすめします。
自分軸で暗算力は上がったと実感するよりも、検定試験で結果を出した方が達成感を感じながら向上心も養うことができます。
何かに取り掛かると決めたら「目標を立てる」ことが目的達成をより確かなものにするでしょう。
苦手な暗算を克服すると決めた方へのアドバイス
暗算は日常生活で頻繁に使われるスキルですが、多くの人が苦手と感じています。
それを克服することによって得られるメリットは大きく、暗算力を鍛えることで自己肯定感が向上し、他の新しい問題にも積極的に取り組む姿勢も生まれるでしょう。
暗算は一日で得意になれるものではありません。練習を通じて少しずつ上達するものです。
そのため、間違えることもプロセスの一部として受け入れ、一喜一憂せず前向きに取り組んでいきましょう。
失敗を恐れず、挑戦を楽しむポジティブな姿勢を持ち続けることが大切です。
まとめ:暗算の苦手を得意にする!
- 苦手な暗算を克服する方法を知る!
- 目標設定して継続的にスキルを磨く!
- 暗算が得意な自分を想像してワクワクする!
苦手な暗算を克服するには、環境を変えることが重要です。
日常生活で意識的に暗算を取り入れることは良いことですが、それだけでは足りません。
「オンラインそろばん教室」や「暗算特化型のアプリ教材」や「動画の通信講座」や「オンライン家庭教師」
自信のない方はとりあえず3ヶ月だけ続けてみよう!という始め方でも構いません。
短期間であっても本格的な指導やサポートは、あなたの暗算力を飛躍的に向上させるでしょう!